先日の話。
ピッチャーが制球に苦しみ、フォアボールを連発。
さらにエラーが重なり大量失点。
ようやくスリーアウトをとり、ベンチに戻ってくる選手たち。
その中で、エラーをしてしまった選手の肩を叩きながら戻ってくる選手。
制球に苦しんだピッチャーをねぎらいながら戻ってくる選手。
みんな下を向かずに元気に戻ってきました。
その姿を見て「いいチームだな」と心から思いました。
全員が同学年ということもあると思いますが、つらい気持を共有し、励ましあう。
彼らはそれを自然とやっています。
うちの息子の話で恐縮ですが、私が試合に行けなかった日に「今日はどうだった?」と聞くと、
「〇〇がでかいのを打った!」
「□□がすごいキャッチをした!」
勝っても負けても良かったことばかり話します。
自分が極稀に活躍(?)しても、他の選手の話から入ります。
そして、負けてしまったときは誰が悪かった、ということは言いません。
負けたポイントを聞くと
「『がんばったんだけど』△△がストライクとれなかった」
「『がんばったんだけど』☆☆が盗塁失敗しちゃった」
と話します。
尚、自分がやらかしたことは、こっちから聞かないと最後まで言いませんw
そして話が終わると、反省する様子もなくゲームとYouTubeに戻る男です。
やらかし率ナンバーワンなんだから、その時間で素振りの一つでもして来い!
ウチの選手たちは、(私のヘボコーチが悪いのですが)技術的にはまだまだ未熟です。
でも、仲間を思う気持ち、チームとして一つになる気持ちはピカイチだと思います。
そして、父母の皆様も一つになって応援してくれます。本当にありがたいです。
常勝チームとは言えませんが、勝つことよりも大切なことを学び、実践してくれる選手達に感謝です。